イランの国連次席大使、「イランは麻薬対策の前線にある」
(last modified Sat, 08 Oct 2016 07:33:56 GMT )
10月 08, 2016 16:33 Asia/Tokyo
  • イランの国連次席大使、「イランは麻薬対策の前線にある」

イランのデフガーニー国連次席大使が、イランは麻薬密輸業者と戦う前線の中で、大きな負担を負っているとしました。

デフガーニー次席大使は8日土曜、麻薬に関する国連第3委員会の会合で、麻薬対策におけるイランの努力を説明し、「自国や他の国の若者を麻薬の害悪から守るために、治安部隊1万2000人以上が殉教したが、これはイランが麻薬対策の道で負った負担の一部のみだ」と語りました。

デフガーニー次席大使はまた、「イランの治安部隊の努力により、世界で密売されるアヘンの80%以上、ヘロインやモルヒネの40%以上がイランの国境地帯で発見、押収されており、2015年の1年だけで、イラン国内でおよそ620キロの麻薬が発見された」としました。

デフガーニー大使はさらに、世界の他の地域への麻薬の移送を阻止する中でのイランの役割に触れ、「麻薬密輸業者がテロリストや犯罪組織と関係し、若者を狙っている現状だが、麻薬対策を行っているイランへの国際社会の支援はとるに足らないものだ」と語りました。

 

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