イラン、「アメリカの同盟国は戦争犯罪の責任をはぐらかそうとしている」
10月 21, 2016 18:38 Asia/Tokyo
イランのシャムハーニー国家安全保障最高評議会書記が、「アメリカの同盟国はイエメンでの度重なる屈辱的な失敗により、地域での戦争犯罪の本質をはぐらかそうとし、責任を逃れようとしている」と述べました。
IRIB通信が21日金曜伝えたところによりますと、シャムハーニー書記は、「紅海におけるアメリカの艦船に対するミサイル攻撃にイランが関与している可能性があるとするアメリカの高官の表明の一方で、アメリカの同盟国はイエメンで度重なる失敗により、屈辱を味わい、自らの戦争犯罪の重い責任を逃れるために、こうした失敗をイランに関連付けている」と述べました。
さらに、敵の問題をはぐらかすようなイランに対する一部の根拠のない非難を否定し、「陰謀に対抗するための国民の準備継続の強化は、イランの揺ぎ無い戦略だ」としました。
また、シリア軍のアレッポ、イラク軍のモスルでの作戦の成功に関しても、「テロ組織ISISは内部分裂に直面しており、ISISと他のテログループの間には対立が存在する。これは彼らの野心から生じたものだ」としました。
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