在日イラン大使館で、イラン南部ゲシュム島の自然環境投資セミナーが開催
11月 05, 2016 18:05 Asia/Tokyo
イラン南部ゲシュム島の自然環境投資に関する2回目のセミナーが、東京にあるイラン大使館にて、日本の政府関係者や70の日本企業の関係者の出席により開催されました。
イルナー通信によりますと、日本に駐在するナザルアーハリー・イラン大使は、今回のセミナーの開催に当たって、JICA国際協力機構と、ゲシュム島自由特別区の間で協力協定が締結されたことに触れ、「昨年、この協定の骨子を決定するため、専門家による会合が数回に渡って開かれた」と語っています。
また、「日本とイランの政府は、両国の経済関係の拡大に向け、相互の投資支援に関する合意書に調印しており、今回のゲシュム島への投資セミナーの開催は、この合意書に定められた計画の助けとなるだろう」と述べました。
さらに、ゲシュム島自由特別区・市場開発・投資誘致局のナイーミヤーン局長も、この島のサービス業や請負業、コンサルティング、貿易、観光、水産業、インフラの各分野でのプロジェクトを説明し、「ゲシュム島当局の最優先事項は、国内外からの投資を誘致することだ」としています。
また、JICAの宍戸健一(ししど・けんいち)氏もこの会合で、イランのJICAの協力のプロセスや、インフラと経済の多様化、自然環境の分野におけるゲシュム島自由特別区とのコミュニティ計画を、参加者に説明しました。
なお、次回のこの会合も、来年の秋に東京での開催が予定されています。