イスラム革命防衛隊総司令官、「サウジはシリアを地上攻撃する力や勇気がない」
2月 17, 2016 19:19 Asia/Tokyo
イランイスラム革命防衛隊総司令官が、サウジアラビアはシリアを地上攻撃する力や勇気がないとしました。
ジャアファリー司令官は、陸路でシリアに入るとしたサウジの主張について、「サウジアラビアはシリアを地上攻撃する勇気がなく、これからもそうすることはできない。なぜなら、サウジは陸路でシリアに侵入する能力を有していないからだ」と語りました。
また、「サウジは、アメリカなどの国が提供する軍備で空から、シリアの政府軍や国民に対抗するテロリストを支援するために一部の措置をとろうとする可能性があるが、こうした措置は全く効果がない。その理由は、シリアの軍隊や国民が自国の領土を防衛する決意を固めていることにある」と述べました。
サウジアラビアは、イエメンの政府軍との衝突で問題に直面している中、今月初め、シリアに陸上部隊を派遣しようとしていると発表しました。この措置は、トルコの支持をうけています。