地域情勢における独立国の役割
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、22日火曜夕方、スロベニアのパホル大統領と会談し、「イランは常に独立国家に対し、国民への圧力に対抗する上で積極的な役割を果たすよう呼びかけ、彼らに沈黙し、傍観しないよう求めている」と強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
11月 23, 2016 19:54 Asia/Tokyo
  • 地域情勢における独立国の役割

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、22日火曜夕方、スロベニアのパホル大統領と会談し、「イランは常に独立国家に対し、国民への圧力に対抗する上で積極的な役割を果たすよう呼びかけ、彼らに沈黙し、傍観しないよう求めている」と強調しました。

キャラミー解説員

ハーメネイー師は、西アジア諸国の激しい衝突とISISなどのテロ組織の創設を、一部の大国の干渉と押し付けの結果だとし、「全ての国の責務は、これらの衝突の戦火を鎮めるために努力することだ」としました。

また、アメリカの対ISIS連合は成功していないとし、「アメリカはISISの殲滅に向けた計画を有しておらず、イラクやシリアでもISISの問題を未解決のまま残そうとしている」と語りました。

ヨーロッパから西アジア、中央アジア、その他の地域まで、各地におけるアメリカの政策やアプローチは、そこでの平穏や治安の確立につながっていません。アメリカの言動の不一致は、各地において問題や危機が生じさせる下地を整えています。

アメリカのヨーロッパに対する一種の見方により、ヨーロッパ諸国は自らの利益をアメリカの目的や政策の下に置いており、この問題は基本的にヨーロッパ諸国の独立を疑問視するものとなっています。現在ヨーロッパは様々な情勢に対して、傍観者となっています。こうしたヨーロッパの政策は人々の抗議を引きこし、これに加えて、各地で危機を拡大しています。

ヨーロッパの独立国はシリア、バーレーン、イエメン、パレスチナの問題において、表面上はテロ対策やこれらの国の問題の解決について語っていますが、実際には西アジアの国民の深い傷を癒す行動をとっていません。テロ対策、人権、民主主義の原則に対するダブルスタンダードは、地域の国民を困難な状況に置いています。例えば西側、特にアメリカはシリア問題の解決を強調しながら、実際にはこの国の危機を拡大し、ISISなどのテロ組織を創設のための下地を整えました。シリアでテロがよいテロと悪いテロに分けられ、表面的に穏健に見える武装集団が創設されたことは、情勢不安をヨーロッパにまで広げました。

これ以前、アメリカはイギリスと共に、イラクの化学兵器廃絶を口実に、同国に侵攻し、この占領の結果、ISISを生み出し、最終的にその活動はシリアやイラクで明らかになりました。現在、対ISIS戦争でのアメリカの政策もまた、対ISIS連合の枠内でのヨーロッパ諸国との協力において、このグループの殲滅を促しておらず、アメリカはISISの消滅を求めていないことも示されています。

ヨーロッパの対イエメン・バーレーン政策もまたアメリカに同調したものであり、表面的に美しいスローガンのもと、イエメン戦争での使用を目的にしたサウジアラビアへの兵器売却や、バーレーン政府による人々の弾圧への支持を拡大しており、こうした政策の結果、この2カ国の人々の痛みや苦しみが拡大しているのです。