イラン情報相、「ISISが、窮地に陥ったために野蛮な行動に出る」
11月 27, 2016 19:05 Asia/Tokyo
イランのアラヴィー情報大臣が、テロ組織ISISは、窮地に陥っていることから残忍で野蛮な行動に出ているとしました。
イルナー通信によりますと、アラヴィー大臣は26日土曜、イラク南部ヒッラで発生した巡礼者への最近のテロ攻撃によるイラン人殉教者の遺族にメッセージを寄せ、「イスラムの敵によるこうした行動は、イスラムの預言者の一門を愛する人々の意志を揺るがすことはできない」と語りました。
アラヴィー大臣はまた、「イスラムの預言者の一門の思想に従うシーア派との戦において、立て続けに敗北を喫したタクフィール派のISISは、預言者一門の巡礼者を殉教に至らせるなどの手段に訴えることで、自らの敗北を埋め合わせようとしている」と述べています。
イラク南部バーベル州の州都ヒッラのガソリンスタンドで、24日木曜、爆弾テロにより、シーア派3代目イマームホサインの追悼儀式アルバインに参加した巡礼者およそ100人が殉教、多数が負傷しました。これらの巡礼者の多くはイラン人でした。
ISISがこのテロに対する犯行声明を出しました。
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