イラン公益評議会・戦略研究センター所長、核合意違反に対するイランの対抗措置の準備を強調
12月 04, 2016 18:51 Asia/Tokyo
イラン公益評議会の戦略研究センターのヴェラーヤティ所長が、イランは核合意の違反に対抗措置をとる完全な用意があるとしました。
ヴェラーヤティ所長は、3日土曜、アメリカ議会によるイラン制裁法の延長案の可決に反応し、明らかに制裁はどのような名目であっても、認められたり延長されたりされれば、核合意への違反となるとしました。
また、イランは核合意の違反に対抗するとして、「その上でのイランの道は開かれており、国際規約の範囲内の平和的な核利用の中で、自国の活動を力強く続けていく」と語りました。
さらに、アメリカ議会の延長案可決は、イランを懸念させるというより、失敗している地域のアメリカの同盟者を安心させるためのものだと述べました。
ヴェラーヤティ所長は、イランがテロを支援しているというアメリカとその同盟国の主張は嘲笑すべきものだとして、彼らはテロ活動を行っているとしてレバノンのシーア派組織ヒズボッラーを非難しているが、この組織は今日、シオニスト政権の侵略に対抗し、シリアの人々をISISやヌスラ戦線、アルカイダなどの西側の支援を受けたテロ組織から守り、レバノンの領土を保全するために、全力を注いでいるとしました。
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