イラン大統領、「アメリカ議会の決定は、核合意の違反だ」
12月 04, 2016 15:34 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「イランは、核合意の違反や約束不履行に対し、断固とした措置を講じる」と語りました。
ローハーニー大統領は、4日日曜、国会に来年度予算案を提出する際、イランが核合意に違反することはないとし、「イランは核合意の違反に対して適切な回答を与える。なぜなら、アメリカ議会の最近の決定は、核合意の違反であるからだ」と強調しました。
ローハーニー大統領は、核合意は双方が勝者となる合意だとし、「イランは国際的な協力の拡大を自国の権利と見なしており、この分野で他国の許可を得るつもりはない」と語りました。
さらに、アメリカ議会でイラン制裁法の10年延長案が可決されたことに触れ、「IAEA国際原子力機関の数々の報告は、イランが核合意の実施以来、自国の取り決めを履行していることを示した」と語りました。
また、「核合意は国際的な文書であり、国連安保理にも承認されている。その正確な実施は、全ての関係国に多くの成果をもたらす可能性がある」と語りました。
ローハーニー大統領は、アメリカ大統領は、イラン制裁法の延長を阻止するために、自身の権限を利用することが義務付けられているとし、「イランの国会で決定された法や国家安全保障最高評議会の承認事項により、核合意実施監視団による今週の会合で、必要な決定が下され、国民に通達される」と語りました。
アメリカ上院は、1日木曜、全会一致でイラン制裁法の10年延長案を可決しました。
これに先立ち、アメリカ下院でもこの法案が可決されていました。
この法の成立には、この後、オバマ大統領の署名が必要です。
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