テヘラン安全保障会議、「地域の安定と安全は、地域外勢力の撤退によって確立される」
“西アジアの治安体制”をテーマとし、西アジア諸国の協力、信頼、対話を軸に開催された第1回テヘラン安全保障会議が、11日日曜夕方、閉幕しました。
イランのラーリージャーニー国会議長は、この会議で、地域におけるイランの戦略は、イスラム諸国の連帯とシオニスト政権との戦いに基づくものだとし、「シオニスト政権を守るための大国の戦略は、地域のイスラム教徒の国民の要求とは異なっている」と述べました。
また、世界や地域の大国がテロを戦術的に利用するという誤った戦略を用いていることが、地域の情勢不安の別の要因だとしました。
イランのザリーフ外務大臣もこの会議で演説し、今後の国際秩序に西アジアが及ぼす影響を強調し、「これまで、国際体制におけるすべての変化は西側で起こってきたが、現在はそれを超えている」と語りました。
ザリーフ外相は、安全を金で買う、という考え方は空想であり、それが地域の情勢不安を招いていると強調し、「支配を受け入れないこと、それが地域の秩序の重要な基盤のひとつとなるべきだ」と語りました。
イランのデフガーン国防軍需大臣も、テヘラン安全保障会議で、「イランはいかなるときも、戦争や衝突を作ろうとはしないが、地域の危機を完全に観察しており、あらゆる可能性に備えている」と述べました。
デフガーン大臣はまた、「明らかに、地域の安定と治安は、地域外勢力の撤退、各国の国民の要求の受け入れ、地域の安全保障に向けた包括的な治安協定の中にある」と語りました。
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記も、この会議で、「地域の武器競争とイスラム世界の紛争は、地域外の大国の目的に沿って、本当の危機を覆い隠し、地域の唯一の脅威であるシオニスト政権と戦う可能性をなくすためのものだ」と述べました。