イラン外務省、サウジアラビアやイギリスの外相らの反イラン的な表明に反応
(last modified Mon, 12 Dec 2016 09:48:44 GMT )
12月 12, 2016 18:48 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、サウジアラビアやイギリスの外相らの反イラン的な表明に反応

イラン外務省の報道官が、サウジアラビアのジュバイル外相やイギリスのジョンソン外相による反イラン的な表明は、テクフィール派のテロに対するこれらの国の支援を隠蔽する目的で行われたとしました。

イルナー通信によりますと、ジュバイル外相とジョンソン外相が、サウジアラビアの首都リヤドで行った合同記者会見を受け、イラン外務省のガーセミー報道官は11日日曜、「イギリスとサウジアラビアの外相による反イラン的な表明は、タクフィール派のテロを支援するというこの2ヶ国の破壊的な役割を隠蔽するために行われたものだ」と語りました。

ガーセミー報道官はまた、イエメン戦争で人道に反する多数の大規模な犯罪が行われているとし、「この戦争でのイギリス製の兵器の使用に対する国際世論の反対や世界規模での抗議にも拘らず、イギリスの政府関係者は、依然としてイエメンを攻撃した国やテロの主な支援国への武器の売却に固執している」と述べました。

さらに、「イランがテロ組織アルカイダやタクフィール派と関係があるとしたサウジのジュバイル外相の繰り返しの主張は、こっけいであり、これはイランの安全という強みが治安面での戦略的な独立、そして過激派の思想とのつながりがないことにある、というシンプルな点が理解できていないことによるものだ」としました。

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