イラン国会議長、世界の治安確立に向けたイランの絶え間ない努力を強調

イランのラーリージャーニー国会議長が、イラン政府は世界各地、特に中東地域の治安と安定の確立のために努力を続けるとしました。

イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー国会議長は２０日火曜、ボスニア・ヘルツェゴビナの国会議長とテヘランで会談し、「イランは常に世界と地域の平和と治安の確立を促進するために努力しており、この中で各国と協力する用意がある」と語りました。

ラーリージャーニー国会議長はまた、地域におけるテロ組織の問題と、その世界的な影響に触れ、「残念ながら一部の国は違法な目的の達成のため、間違った行動により、テロと過激主義を拡大する下地を生み出している」と強調しました。

ボスニア・ヘルツェゴビナの国会議長も、この会談で、地域の平和と安全の回復を促進するイランの行動と努力は賞賛に値するとしました。

また、イスラムの名をかたるテロとその支援者の犯罪行為に対する国際社会の沈黙を批判し、「テロは現代世界の問題とみなされており、全面的なテロ対策を行うよう努力すべきだ」としました。

さらに、イランでは様々な部族や啓示宗教が共生していることに触れ、イランは世界各国にとって、様々な思想や部族が平和的に生活する、適切な模範だとしました。