テヘラン金曜礼拝、「アレッポの勝利は、テロリストの支持者を孤立させた」
12月 23, 2016 19:23 Asia/Tokyo
23日に行われたテヘラン金曜礼拝で、セッディーギー師が説教を行い、シリア北部アレッポの解放と抵抗の勝利は、地域のテロリストとその支持者を孤立させたと語りました。
セッディーギー師は、アレッポの解放に祝辞を述べ、「アレッポの抵抗戦線の勝利は、大国やタクフィール主義者が、地域の支持者のオイルマネーを用いても、人々の抵抗に抗えなかったことを示した」と語りました。
また、バーレーンの人々の抑圧と世界の人権擁護の主張者の沈黙に触れ、「バーレーンの人々は、表現や信条の自由、個人的な権利を求めているだけであるのに、この国の支配者は、この要求に注目していないだけでなく、モスクなどの宗教施設を破壊し、宗教の要人の市民権を剥奪し、拘束している」と語りました。
さらに、バーレーン政府の犯罪に対する人権擁護の主張者の沈黙を非難し、「国連の沈黙は、自由で民主的な選挙さえも存在しない政府の行動を容認するものだ」と語りました。
セッディーギー師は終わりに、イエメンの人々の殺害におけるサウジアラビアの犯罪に触れ、「サウジアラビアは、イスラム教徒の資金によって、イスラム諸国を消滅させようとしているが、人々の抵抗と目覚めがこの政権を消滅させるだろう」と強調しました。