2月 24, 2016 20:25 Asia/Tokyo
  • アゼルバイジャン大統領、イラン最高指導者と会談

アゼルバイジャンのアリエフ大統領が、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師と会談し、イランとの関係はすばらしいものだとしました。

アリエフ大統領は、23日火曜夕方、テヘランで、ローハーニー大統領も同席する中、ハーメネイー師と会談し、イランとアゼルバイジャンの間の10を超える協力文書の調印に触れ、両国の関係は非常に良好で同胞的なものだとし、「貿易、運輸、エネルギー、産業の協力の分野で良好な歩みが進められており、両国の連帯と関係をあらゆる分野で拡大するための努力が行われている」と述べました。

アリエフ大統領は、イランとアゼルバイジャンの緊密な関係に触れ、イランでの協議は非常に重要で建設的なものだとし、「共通の文化、宗教、歴史は、イランとアゼルバイジャンの間に深い結びつきを作り出している」と述べました。

さらに、イランとアゼルバイジャンは、国際問題において共通の考え方を持っているとし、「イランは、世界における平和と安定の確立について、非常に重要な役割を担っており、アゼルバイジャンはイランの治安を自らの治安と見なしている」と述べました。

また、両国に対する脅威の根源はひとつだとし、「今回のイラン訪問で、地域に平和と安定が確立するよう、イランの協力によってテロ対策が行われることで合意した」と述べました。

アリエフ大統領は、イスラムの価値観を尊重する必要性を強調し、アゼルバイジャン政府の宗教的な活動に触れ、「アゼルバイジャンの独立以来、2000軒のモスクが建設された」と語りました。

また、アゼルバイジャンでのイスラムに反対する動きを非難し、アゼルバイジャンに対する敵対の理由は、この国の人々の宗教的な信条にあるとしました。

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