アメリカの映画制作者が、イラン人監督のアカデミー賞授賞式への不参加を支持
2月 12, 2017 20:03 Asia/Tokyo
アメリカの有名な映画制作者ハーヴィ・ワインスタイン氏が、今回のアカデミー賞授賞式への参加をボイコットしたイランのアスガル・ファルハーディー監督の行動を賞賛しました。
映画『セールスマン』が外国語最優秀作品にノミネートされていたファルハーディー監督が、イスラム圏の出身者の入国禁止に関するアメリカのトランプ大統領の大統領令を不公平なものとして、2017年のアカデミー賞授賞式への不参加を表明しました。
イルナー通信によりますと、アカデミー作品賞を受賞したアメリカの映画プロディユーサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏は、イギリス・ロンドンでの映画に関する会議で、イスラム圏の出身者の入国禁止に関するトランプ大統領の命令を批判し、今回のアカデミー賞への参加をボイコットしたファルハーディー監督の行動を支持しました。
同プロディユーサーはまた、「もし、トランプ大統領のこの命令が、継続されれば、恐ろしい結果を招くことになるだろう」と警告を発しました。
さらに、最多の部門で受賞した映画『ラ・ラ・ランド』の監督デイミアン・チャゼル氏も、ファルハーディー監督の決定を賞賛しました。