イラン大統領、「ECOは東西の交流の鍵」
イランのローハーニー大統領が、「アジアの新興経済は世界経済の流れを西から東へと変え、この変化は21世紀をアジアの先進の時代にするだろう」と述べました。
ローハーニー大統領は、1日水曜、パキスタンで開かれた第13回ECO経済協力機構の首脳会議で、「2017年からの世界経済の中心はアジアになり、経済的な業績は、ECOが地域の将来において更なる重要性を見出すことを示している」としました。
さらに、「世界の複数の戦略的水路を有していること、重要な5つの海と隣接し、世界のエネルギー資源が存在することはECOに地政学的な条件を生じさせている。なぜならヨーロッパからアジアへの貿易においてECO地域を通るよりも短く安価な道はないからだ」としました。
また、「イランはECOの創設国の一つとして、加盟6カ国と国境を接していること、世界最大の石油・ガス資源の保有していること、地域の連結の中心点であること、新技術における科学的な能力を有していることから、加盟国をつなげ、力をつけさせることができる」としました。
ローハーニー大統領はさらに、「イランはトランジット、運輸、金融、科学技術、農業、食料の安全、文化、観光、環境、自然災害への対策といった分野で、加盟国との協力の拡大を歓迎する」と語りました。
また、「テロや過激思想は、共通の脅威を世界にもたらし、こうした悪しき現象に対抗する上での協力と調整は必須事項になっている。治安が脅かされている限り、発展に向けた明るい展望は生じないだろう」と述べました。
さらに、テロなど地域問題の解決は優位に立とうとしたり、破壊的な競争を行うことをやめることにかかっており、「アフガニスタン、イラク、シリア、イエメンで多くの人が死亡し、数百人が難民となっている結果、国内の争いや外国の干渉から地域が害を蒙っている」としました。
ローハーニー大統領は、「ECOは地域の国民に安全な地域を作るための下地であり、集団の安全によって加盟国の発展が促されるだろう」としました。