イラン司法府長官、「イランでは不道徳な出来事は起こらない」
4月 04, 2017 20:21 Asia/Tokyo
イランのアーモリーラーリージャーニー司法府長官が、「イランの選挙実施中に一部の国のような不道徳な出来事が起こることはない」と述べました。
IRIB通信によりますと、アーモリーラーリージャーニー長官は、4日月曜、司法関係者の会議で、選挙の候補者の破壊行為は大きな過ちであり、不道徳行為だとし、「イランとアメリカなどの一部の国の間には相違があり、アメリカでは選挙候補者の対応などに道徳の一線を越えるような状況が見られるが、こうした人間的、道徳的に間違った行動はイランでは起こらない。なぜなら候補者になる基準がイスラムに沿ったものだからだ」と述べました。
さらに、全ての候補者、その支持者に選挙道徳の遵守を呼びかけ、「すべての人の協力により、健全でふさわしい、多数の人が参加する選挙が実現されるべきだ」と述べました。
5月19日、イランでは(第12期)大統領選挙と市町村議会選挙が行われます。
大統領選挙の候補者登録は、2017年4月11日から5日間にわたって行われます。