イラン国防軍需大臣によるアメリカの中東地域への干渉の非難
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イランのデフガーン国防軍需大臣が、イラク、シリア、イエメンへのアメリカの干渉が大きな悲劇を生んでいることに触れ、「人権と安全保障に関するアメリカのスローガンは残念なものだ」と語りました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
May 03, 2017 13:32 Asia/Tokyo
  • イラン国防軍需大臣によるアメリカの中東地域への干渉の非難

イランのデフガーン国防軍需大臣が、イラク、シリア、イエメンへのアメリカの干渉が大きな悲劇を生んでいることに触れ、「人権と安全保障に関するアメリカのスローガンは残念なものだ」と語りました。

デフガーン大臣は、2日火曜、テヘランで開かれた会合で、アメリカはソ連の崩壊後、世界の一極化を目指したとし、「アメリカ政府は、自分たちの目的を果たすために、アフガニスタンやイラクなど、世界の多くの地域に情勢不安を作り出してきた」と語りました。

さまざまな資料や報告によれば、第二次世界大戦後にアメリカが進めてきた政策により、この戦争の犠牲者のおよそ3分の1にあたる2000万人から3000万人が死亡しました。アフガニスタン、朝鮮半島、ベトナム、パキスタン、スーダン、イラク、その他の国で、アメリカが直接、あるいは間接的に起こした戦争により、何百万人という人の命が奪われました。イランもまた、そうした戦争の犠牲国のひとつです。

アメリカは、直接、人々を殺害しているだけでなく、サウジアラビアやシオニスト政権イスラエルがパレスチナやイエメンで行う犯罪を支援してもいます。アメリカ政府は冷戦時代以降、世界における民主主義や自由の支持者であることを謳ってきましたが、この政府が過去に行ってきたことは、破壊と死を拡大したことだけです。アメリカは、アフガニスタン、その後イラクを攻撃し、9.11アメリカ同時多発テロ事件を、この先制攻撃を開始するための口実にしました。しかし、これまでのところ、テロの根絶や安全の確立などのアメリカが主張した目的のいずれも、実現されていません。アメリカが戦火を煽るために主張した偽りは、ほとんどがしばらく後に明らかになっています。

イラク戦争も、その一例です。9.11後、実際、テロとの戦いを口実にしたアメリカの犯罪や好戦的な政策が新たな形で開始されました。しかし、アメリカは、アルカイダやISISを自分たちで生み出し、支援しています。アメリカのスローガンは、この国の他国に対する侵略を正当化するためのみに叫ばれています。最近も、アメリカはシリア政府が化学兵器を使用したと主張し、この国をミサイルで攻撃しました。

1980年代のイランイラク戦争で、イランはイラクのサッダームフセイン政権による大規模な化学兵器の攻撃を受けました。アメリカとヨーロッパの数カ国がサッダーム政権に供与した化学兵器が、イランのサルダシュトやイラクのハラブジャに対して使用された爪あと、戦争の時代から残る地雷は、アメリカの犯罪やその扇動を物語っています。

残念ながら、戦争の爪あとは何年もの間、残り続けます。例えば、アメリカによる広島と長崎への原爆投下の影響は、幾世代にもわたって残っています。バルカン戦争やイラク戦争でのアメリカによる劣化ウラン弾の使用により、広い範囲で環境が汚染されました。こうした汚染により、多くの人が病気にかかり、障害や病気を持って生まれる子供が増加しています。また、地雷や不発弾が爆発する危険も、終わりのない悲劇のひとつであり、その責任は、アメリカをはじめとする干渉的な覇権主義大国にあります。こうした中、これらの国は、人権擁護を主張しています。

アメリカの過去から現在の行いは、人類に対する圧制に満ちています。イランのデフガーン国防軍需大臣が強調したように、インフラの破壊が、アメリカが多くの国の人々にもたらした唯一の結果なのです。