アフガン・カーブルの爆弾テロ事件で、プレスTVのカメラマンが殉教
6月 06, 2017 18:54 Asia/Tokyo
アフガニスタン・カーブルで発生した爆弾テロ事件で、イランの英語による衛星放送プレスTVのカメラマン、ハビーブ・ホセインザーデ氏が殉教しました。
先週水曜にカーブルで発生した爆弾テロにより、少なくとも100人が死亡、ほか400人以上が負傷しています。
今回のテロ事件については、テロ組織ISISが犯行声明を発表しています。
パールストゥデイによりますと、ホセインザーデ氏の遺体は5日月曜、今回のテロによる他の犠牲者の遺体の中から確認されました。
IRIB国際放送は5日、声明を発表し、プレスTVのカメラマンだったホセインザーデ氏をはじめとする、数十人のアフガニスタン国民が殉教した最近のカーブルでのテロ事件を強く非難しています。
プレスTVも5日、ホセインザーデ氏の殉教が確認されたことを受け、声明を発表し、「明らかに、西側諸国や地域の一部の国の直接、或いは間接的な支援により発生したこうしたテロはプレスTVやそのほかの独立したメディアが現実的な報道を行う上での支障となることはないだろう」と表明しています。
この声明ではまた、「ホセインザーデ氏は、シリア駐在のTVカメラマンであるマヤ・ナーセル氏、トルコ駐在カメラマンのシレナー・シル氏、そしてアフガニスタン駐在のカメラマン・ファルハード・タガッドスィー氏を初めとする、プレスTVの殉教者の仲間入りをし、彼の自己献身の精神や勇敢さは永遠に人々の記憶に残るだろう」とされています。
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