イラン大統領、「テヘランのテロ攻撃は、テロとの戦いにおける意志を強固なものにする」
(last modified Thu, 08 Jun 2017 09:19:06 GMT )
6月 08, 2017 18:19 Asia/Tokyo
  • イラン大統領、「テヘランのテロ攻撃は、テロとの戦いにおける意志を強固なものにする」

イランのローハーニー大統領が、テヘランのテロ攻撃は、地域のテロ、過激派、暴力との戦いにおけるイランの意志を、かつてないほどに強めるだろうとしました。

7日水曜、テヘラン南部のイマーム・ホメイニー廟とテヘラン中心部の議員関連の建物に対するテロ攻撃が発生し、最終的に、治安部隊の作戦により、テロリストが死亡し、この事件は終了しました。この2つのテロで、イラン人13名が殉教し、43名が負傷しました。

ローハーニー大統領は、このテロ攻撃の遺族に哀悼の意を表明し、イラン国民は悪意あるものの陰謀を、よりいっそうの統一と団結と、強固な治安体制により失敗に終わらせるだろうとしました。

また、イランでは、宗教的民主主義を具現したイスラム体制の創設からおよそ40年間後、すべての国民の権力の基準は満たされているとしました。

さらに、「イランは今日、イスラム革命最高指導者の指導により、そして、治安部隊、防衛部隊、情報部隊、警察のまとまりある行動により、問題の多い地域の中心において、もっとも治安の恵まれている国であり、また、類を見ない選挙への参加により、改めて人々の団結と、それに対する人々の支持を証明した」としました。

ローハーニー大統領は、テロはすべての人にとっての問題であり、地域、そして国際的な協力をともなう、テロや暴力、過激派との戦いに向けた団結は、今日の国際社会が必要としているものだとしました。

ローハーニー大統領は、7日夜、文化人との断食明けの食事会で、イスラム体制は当初からテロ対策を行い、一部の国民をその危険性から救い出してきたとして、偉大なるイラン国民は今日、その抵抗の代償を支払ったとしました。

タグ