最高指導者、イラク首相に対し、「アメリカを信用してはならない」
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イラクのアバディ首相に向かって、「決してアメリカを信用してはならない」と強調しました。
ハーメネイー師は、20日火曜夕方、アバディ首相と会談し、ISISとの戦いにおけるイラクのすべての政治・宗教グループの統一と連帯を賞賛すると共に、義勇軍は、イラクの力の要素であり、重要な現象だとしました。
また、「イランは隣国として、イラクの一部領土の分離独立に関する国民投票の実施といった一部の噂には反対しており、この問題を煽る者たちを、イラクの独立とアイデンティティに反対する者と見なしている」と語りました。
さらに、イラク領土の統一の維持の必要性を強調し、「アメリカに対しては賢明さを保つべきであり、決して彼らを信用してはならない。なぜならアメリカとその傀儡は、イラクの独立、アイデンティティ、統一に反対しているからだ」と述べました。
ハーメネイー師は、アメリカやその傀儡が、義勇軍に反対していることに触れ、「アメリカが義勇軍に反対しているのは、イラクが自分たちの力の重要な要素を手放すことを望んでいるためだ」と述べました。
ハーメネイー師は、「アメリカを決して信用してはならない。彼らはダメージを与える機会を狙っている」と強調しました。
また、イラクの対立や分裂は、アメリカにとってダメージを与えるための機会になるとし、この機会を彼らに与えてはならず、アメリカ軍が、訓練などの問題を口実にしてイラクに入るのを防ぐべきだとしました。
さらに、アメリカのISISへの反対は偽りだと強調し、「アメリカとそれに追従する地域の国は、ISISの消滅や根絶を追求していない。なぜならISISは、彼らの資金と援助によって誕生したのであり、彼らは自分たちの手中にあるISISがイラクに留まることを望んでいる」と語りました。