ロシア、「アメリカは核合意に対する一方的な行動を止めるべき」
7月 12, 2017 12:28 Asia/Tokyo
テヘランで、核合意をめぐるイランとロシアの協議の新ラウンドが実施されました。
イラン外務省のアラーグチー国際法担当次官とロシアのリャブコフ外務次官は11日火曜、核合意の実施状況の追及を目的とするイランと6カ国の協議の一環としてテヘランで会談を行いました。
両者はこの会談で、核合意をめぐる最新状況を検討するとともに、平和目的での核技術面での協力や、一部の問題について意見交換を行いました。
アラーグチー次官は、イランが核合意で定められた自国の義務を完全に実施しているとし、「国際的な多国間合意としての核合意の継続には、全ての関係国がその取り決めを完全に履行する必要があり、1カ国でもそれに違反すれば、核合意全体が危険にさらされる」と語っています。
また、「核合意に対し、アメリカが特に新政権の発足後に無責任なアプローチを続けていることは、全ての国際問題に対するアメリカの一方的で過激な見解を示している」と述べました。
一方、リャブコフ次官も、核合意に対するイランの責任あるアプローチに謝意を表明し、核合意を初めとした国際問題に対するアメリカの一方的な行動を強く非難するとともに、アメリカが核合意に違反した挑発的な行動を止めるべきだとする、ロシアの立場を強調しました。
イギリス、フランス、ロシア、中国、アメリカ、ドイツの)6カ国とイランによる核合意は、昨年1月から実施されていますが、アメリカはこの合意に調印していながら、常にこれに違反しています。
アメリカのトランプ大統領は、国連や安保理、IAEA国際原子力機関も承認しているこの核合意に強く反対しています。
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