イラン外相が東南アジア・太平洋地域への歴訪を開始
3月 06, 2016 19:46 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、東南アジア・太平洋地域6カ国の訪問を開始しました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相はまず、OICイスラム協力機構の臨時会合に出席するため、インドネシアのジャカルタを訪問します。
今回の訪問には、高等政治使節団が同行しています。
ザリーフ外相は、インドネシアの後、シンガポール、ブルネイ、タイ、ニュージーランド、オーストラリアを訪問します。
ザリーフ外相は、6日日曜、ジャカルタ入りした後、記者団に対し、「OICの臨時会合では、シオニスト政権イスラエルの犯罪に対するイランの立場を表明する」と語りました。
さらに、「インドネシア高官との会談でも、OICにおける協力方法や関係改善の方法について議論が交わされる」と強調しました。
さらに、この1年、イランとインドネシアの関係は良好な進展が見られたとし、「この訪問では、インドネシアとの関係を推進するための機会が活かされるだろう」と語りました。
また、シンガポール、タイ、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランドへの訪問についても、「タイではアジア協力対話の会合が開催され、イランの代表団はこの会議に出席する」と述べました。
ザリーフ外相はさらに、「政治、経済協力、テロや過激派への対策が、インドネシア、シンガポール、タイ、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランドの政府高官との会談の中心議題になる」と述べました。
イラン外相の東南アジア・太平洋諸国への訪問は、核合意後、イランの解放された可能性や資源を最大限に活用するための外交活動の一環として行われます。
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