イラン、「アメリカはイランの負担による核合意離脱を追求」
8月 02, 2017 18:03 Asia/Tokyo
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シャムハーニー書記
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「アメリカは、イランの負担による核合意からの離脱を追求しているとしました。
シャムハーニー書記は2日水曜、メディアのインタビューで、「核合意は、イラン国民に対するアメリカの敵対行為を減少させる効果はない」とし、「アメリカは、反米的な国に圧力を行使し、屈服させて卑しめる上で、あらゆる違法な手段に訴えている」と述べています。
また、「アメリカは、イランの負担により核合意から離脱しようとしているが、イランからその機会が与えられることはないだろう」としました。
さらに、「核合意の相手側である6カ国のうちの5カ国がアメリカに対抗しており、アメリカが核合意に違反したとみなしているが、これはイランにとっての政治的な成果といえる」と語っています。
シャムハーニー書記はまた、「特に、通常のミサイル計画を初めとするイランの防衛力の強化については協議できず、イランは自国の防衛政策の枠組みで、あらゆる脅威に対抗するために必要な各種の通常防衛兵器を開発し、製造するだろう」と述べました。
さらに、「イラン全軍は、わが国を情勢不安に陥れるような行動に、最高レベルで回答する準備ができている」としています。
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