9月 15, 2017 17:21 Asia/Tokyo
  • イランIAEA大使、「イスラエルの核計画は地域の安全保障を危機に陥れる」

イランのナジャフィIAEA国際原子力機関大使が、西側のダブルスタンダードを批判し、「シオニスト政権イスラエルの軍事的な核計画は地域の安全保障を危機に陥れる」と語りました。

イルナー通信によりますと、ナジャフィIAEA大使は14日木曜、オーストリア・ウィーンで行われたIAEAの定例理事会で、シオニスト政権への核物質と原子力関連機器の提供や協力の完全な禁止を求めました。

さまざまな報道によりますと、シオニスト政権は、およそ300発の核弾頭を保有しているということです。

ナジャフィ大使はシオニスト政権の核能力に関する14日の演説の中で、シオニスト政権の軍事的な核計画に対する非同盟諸国の強い非難に再び触れるとともに、IAEAに対して、この問題に真剣に注目し、対応するよう、求めました。

また、シオニスト政権の軍事的な核計画は地域の人々や国際社会の深刻な懸念を招いているとしました。

IAEA定例理事会にアラブ諸国の代表として参加したイラクのIAEA大使も、声明の中で、西側のシオニスト政権の核の能力への支援と、2015年のNPT・核兵器不拡散条約再検討会議の失敗を批判し、シオニスト政権が無条件でNPTに署名し、シオニスト政権の核施設がIAEAの査察を受けるよう求めました。

欧米諸国のIAEA大使は、この定例理事会で、シオニスト政権の核兵器に対する問題提起を批判しました。

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