イスラエル・ハイファ市長「ヒズボッラーのミサイルが市の経済を麻痺」
11月 13, 2024 19:50 Asia/Tokyo
イスラエル占領地ハイファの市長が、占領地北部でレバノン・ヒズボッラーによる激しい攻撃が続いていることに強い懸念を示すとともに、「ハイファは前例のない経済的打撃を受けている」と語りました。
【ParsToday西アジア】ハイファ市のヨナ・ヤハヴ市長は12日火曜、「ハイファでの生活はすべてが停止している。通りは閑散としており、店は閉まっている。ハイファが経済的に弱体化すれば、イスラエル全土に影響が及ぶだろう」と述べました。イスラエルのアルマ調査研究センターはこの点に関して、「ヒズボッラーの攻撃が占領地域の内奥まで増大しており、特に彼らの切り札は無人機である」と指摘しました。
同センターはまた、「先月のヒズボッラーの作戦速度は4倍となり、他のイスラム抵抗勢力の攻撃もより遠隔地にまで拡大している」と表明しています。
イスラエルメディアも、ヒズボッラーによるミサイル攻撃の結果として継続的かつ広範な火災が発生している占領地北部の状況について「北部地域に住む市民らは数カ月前から難民状態となっており、帰還する意志は全くない」と伝えています。
イスラエル軍のガイ・アームスィ予備大佐は、占領地が戦闘地域に変わり、シオニスト入植地で警告のサイレンが繰り返し鳴ることは「もはやイスラエルでの生活において日常茶飯事となっており、これが続くことは非常に危険である」と語りました。
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