アーシュラーの日、イラン全国でイマームホサインの追悼行事
10月 01, 2017 17:37 Asia/Tokyo
イスラム暦モハッラム月10日のアーシュラーの日、イラン全国で、シーア派3代目イマーム、ホサインの殉教を悼む行事が行われています。
1日日曜にあたるモハッラム月10日は、イマームホサインが殉教した日です。
イマームホサインは、イスラム暦61年、西暦680年、57歳のとき、イスラムの正しい教えを復活させるために、ウマイヤ朝の圧制者ヤズィードに対して立ち上がりました。
この蜂起の中で、イマームホサインと72人の彼の教友たちが殉教しました。
イランの人々は、この日、モスクや宗教施設を訪れ、ダステと呼ばれる集団を作って胸をたたいたり鎖を体に打ちつけたりして、イマームホサインとその教友たちに追悼をささげています。
アーシュラーの前夜の30日土曜夜には、宗教施設のホセイニーエ・イマームホメイニーに大勢の人々が集まり、イランの最高指導者とともに追悼儀式を行いました。
また、レバノンの首都ベイルート南部でも、1日、数千人規模の追悼行事が行われました。