核合意をめぐりイラン・ドイツ外相、及びEU上級代表が電話会談
10月 12, 2017 22:26 Asia/Tokyo
EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表、ドイツのガブリエル外務大臣が、イランのザリーフ外務大臣との電話会談において、全ての関係国による核合意の遵守の必要性を強調しました。
イラン外務省の報告によりますと、モゲリーニ上級代表、ガブリエル大臣は11日水曜、及び12日未明にイランのザリーフ大臣と電話会談し、ヨーロッパの核合意の遵守を強調するとともに、「イランは、きちんと核合意を遵守していることから、この合意による経済面での利益を完全に利用できなければならない」と語っています。
モゲリーニ上級代表とガブリエル大臣はまた、「イランが核合意を遵守している限り、ヨーロッパもこの合意の取り決めを守る」と述べました。
国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランの間で成立した核合意は、昨年1月から実施されていますが、アメリカは6カ国側の一員にもかかわらず、常にこの合意に違反しています。