最高指導者、「アメリカの不遜な態度に対処する唯一の方法は、抵抗だ」
11月 02, 2017 20:08 Asia/Tokyo
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「アメリカに譲歩すれば、彼らはますます傲岸不遜になる。そのため、唯一の方法は抵抗することだ」と強調しました。
ハーメネイー師は、1日水曜朝、イランの数千人の児童や生徒、大学生と会談し、「イランを好ましい地点に到達させるためには、イラン国民の邪悪な真の敵を知るべきだ」と強調しました。
ハーメネイー師は、「アメリカは、本当の意味でイラン国民の邪悪な敵である。この事実は、否定的で偏った見方からくるものではなく、重要な場面の現実を目にし、問題を正しく理解したことやこれまでの経験から得られたものだ」としました。
また、イラン国民はテロリストだとするアメリカのトランプ大統領の最近の表明に触れ、「このような愚かな発言は、アメリカが、イランの政府や最高指導者だけでなく、彼らへの抵抗を続ける国民の存在に敵対していることを示している」と語りました。
さらに、数年前に「イラン国民を根絶させるべきだ」と語ったアメリカの関係者の発言に触れ、「彼らは、このような実り多い歴史や文化を有する国民を根絶させることなど不可能であるという事実を理解することができていない」としました。
ハーメネイー師は、アメリカのイラン国民に対する深い敵対は、アメリカの目算の誤りや過ちの繰り返しによるものだとし、「アメリカは、実を結ばない陰謀を続けている。なぜなら、敵対や憎しみにより、彼らは真実を目にしたり、理解したりし、正しく評価することができなくなっているからだ」と述べました。
ハーメネイー師は、アメリカ政府の敵対の繰り返しに触れ、「アメリカは現在も、核協議の結果である核合意を壊すために、最も邪悪な行動を取っている」と述べました。
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