アメリカ裁判所、9.11同時多発テロに関してイランを非難
(last modified Sat, 12 Mar 2016 10:56:06 GMT )
3月 12, 2016 19:56 Asia/Tokyo
  • アメリカ裁判所、9.11同時多発テロに関してイランを非難

2001年のアメリカの9.11同時多発テロで15人のサウジアラビア人に容疑がかけられていた中、アメリカの裁判所が、イランに対し、このテロによる遺族に賠償金を支払うよう求めました。

ファールス通信が12日土曜に伝えたところによりますと、2001年9月11日のテロ攻撃で容疑をかけられている19人は、サウジ人が15人、アラブ首長国連邦人が2人、レバノン人が1人、エジプト人が1人となっていますが、アメリカのニューヨーク郡の裁判所は、イランに対して、105億ドルの賠償金を同時多発テロの遺族や、この事件の損害を負担した保険会社に支払うよう命じました。

この裁判における裁判官は、イランは犠牲者の遺族ら一人当たり200万ドルの賠償金を支払うべきだとしました。

保険会社もイランから30億ドルの賠償金を受け取るべきだとされています。

この判決は、イランが9.11同時多発テロに関してかけられた疑惑に関して、弁護できなかったことが理由だと主張されています。

この裁判所はまた、9.11同時多発テロの容疑に関して、サウジアラビアを無罪としています。