イラン軍による地震の被災地での救援活動が継続
11月 25, 2017 18:59 Asia/Tokyo
イラン軍のタギーハーニー報道官が、同国西部の地震による被災地で、政府軍とそのほかの部隊による救援活動が継続されていることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、タギーハーニー報道官は24日金曜、「現在、被災地では技術部隊や保健医療部隊、作戦司令官が引き続き駐留し、救援活動に当たっている」と語っています。
また、「この数日において、仮設住宅の設置に向けて砂利の散布や地ならしが行われ、救援部隊が被災者らに仮設住宅の引渡しを行っている」と述べました。
イランのアーホンディ道路都市開発大臣も、「25日土曜から、ケルマーンシャー州の被災地では、破壊された住宅の再建作業が開始されている」と語りました。
今月12日、ケルマーンシャー州を中心とするイラン西部各地で、マグニチュード7.3の強い地震が発生し、444人が死亡、1万2386人が負傷しました。
この地震で、ケルマーンシャー州の7000以上の村と7つの行政区が被害を受けており、およそ3万棟の家屋が全壊、または半壊するなどの大きな被害が出ています。