イラン外務省報道官、「国際社会は揃って、聖地に対する米大統領の醜悪な行動を非難」
12月 12, 2017 17:24 Asia/Tokyo
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ガーセミー報道官
イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカのトランプ大統領が、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権イスラエルの首都として正式に認めて以来、国際社会は一致してトランプ大統領のこの忌まわしい行動を非難している」と語りました。
ガーセミー報道官は11日月曜、定例記者会見を行い、「世界各国で見られているのは、多くの国を巻き込むことになったトランプ大統領の行動が、忌まわしいものとして非難されるべきだとして意見が一致していることである」と述べています。
また、イギリスのジョンソン外務大臣の最近のテヘラン訪問に触れ、今回の訪問で様々な分野にまたがる問題が検討された、としました。

さらに、「イエメンに関するイランの立場は明白であり、わが国はイエメンの内政には干渉しておらず、単にイエメン国民の抑圧された実情を国際社会において明らかにしているのみである」としています。
ガーセミー報道官はまた、「イランとサウジアラビアの関係に変化は全く見られず、サウジアラビア政府は相変わらず賢明さを欠き、細心の注意を払わないまま地域問題を追及しており、地域や近隣諸国に対し、自らの過去の過ちを繰り返している」と語りました。
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