西アジアの安全保障問題に関するテヘラン安全保障会議
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8日月曜、西アジアの安全保障に関して話し合う第2回テヘラン安全保障会議が開催されています。この会議には、世界49カ国の政治、安全保障、学術関係者が出席しています。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
1月 08, 2018 15:15 Asia/Tokyo
  • 第2回テヘラン安全保障会議
    第2回テヘラン安全保障会議

8日月曜、西アジアの安全保障に関して話し合う第2回テヘラン安全保障会議が開催されています。この会議には、世界49カ国の政治、安全保障、学術関係者が出席しています。

第2回テヘラン安全保障会議

 

西アジアは、世界でも危機が発生しやすい地域の一つです。この地域の問題の中には、数十年に渡って続き、新たな危機をあおっているものもあります。この数年の経験から分かるように、安全保障上の脅威は、種類や範囲を広げており、その分、不測の事態を予想し、脅威の本質を知り、包括的に捉えることが必要になっています。このような観点から、西アジアは、安全保障、政治、経済、民族に関して多様な問題に直面しています。こうした中、重要な側面のひとつは、西アジアの危機が地域を超えていることであり、それは、アメリカとNATO北大西洋条約機構の軍事的な干渉プロジェクトや、地域における常設軍事基地の創設につながっています。

西アジア

 

この他の重要な側面は、安全保障面での外国への依存です。これにより、地域の安全保障に関する共通のモデルがアイデンティティ、本質を得ないものとなっています。

そして何より重要な三つ目の側面は、地域の脅威を退け、問題に対応する上で、十分な力があるという確信が持てていないことです。その明らかな例が、シリアとイラクのテロ組織ISISへの対策の問題です。こうした中、テロ対策に関するイラン、ロシア、シリア、トルコ、イラクの賢明な協力は、地域諸国が、一部の問題について異なる見解を持ちながらも、地域の可能性を十分に活用することができることを示しました。

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、先ごろ、イランの民兵組織バスィージのメンバーを前に演説した際、常に失望を示し、大国に対する配慮や遠慮を宣伝する人々を批判すると共に、次のように語りました。

「アメリカ、シオニスト、地域の反動勢力の繰り返される陰謀は、イランの力によって退けられた。その一つはISISの消滅だった。これは、『私たちにはできる』の証明にはならないだろうか?」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

 

問題なのは、西アジアの安全確保に関する西側のアプローチやモデルが、2つの流れに基づいたものであることです。

一つ目は武器の売却であり、二つ目は、テロ対策に関して機能的ではない連合を結成することです。このような行動は常に、地域の安全保障を問題に直面させてきました。

概して、西アジアの危機や情勢不安を見ると、地域の安全保障問題を克服する上で、3つの要素を前提条件とすることができます。

一つ目は、安全保障上の脅威の本質を現実的に理解し、正確に知る必要があるということです。二つ目は、地域を同調に向かわせ、一方的な政策やアプローチを回避するための意志を持つことです。そして三つ目は、地域に情勢不安を作り出す勢力に対抗する上で、自分たちには可能だという重要な原則を信じることです。これら3つの要素が備わったとき、地域の安全保障問題への対策に成功することができるのです。