EU、中国、ロシア、核合意の維持を強調
(last modified Wed, 17 Jan 2018 11:26:03 GMT )
1月 17, 2018 20:26 Asia/Tokyo
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EU、中国、ロシアが、再び核合意の維持を強調しました。      

イルナー通信によりますと、ヨハネス・ハーン欧州委員は、16日火曜、欧州議会で、イランの問題に関して、「EUは引き続き核合意の完全な実施を責務とする」と語りました。

また、IAEA国際原子力機関はこれまで9回の報告の中で、イランの核合意遵守を認めており、ほかの国々にも国際法規を守るよう求めているとしました。

さらに、ヨーロッパの銀行はイランと協力する用意があるとしました。

ハーン欧州委員は、ヨーロッパはイランとの経済・通商協力を奨励しているとしました。

ヨハネス・ハーン欧州委員

 

中国外務省の陸慷報道官も、核合意は国際的な成果であり、誰もそれに違反することはできないとして、中国はどんな状況でも核合意を守るとしました。

 

中国外務省の陸慷報道官

 

ロシアのラブロフ外務大臣も、「核合意の内容を変えるよう求めるアメリカの要請は、受け入れがたいものであり、ロシアはそれを支持せず、イランが核合意を完全に守っていることをアメリカを納得させる努力は続けられるだろう」と述べました。

また、「イランのミサイル活動は、協議できるものではなく、もしアメリカがこれを口実に核合意を離脱するのであれば、イランも核合意の責務を守らなくなる」と語りました。

ロシアのラブロフ外務大臣

 

核合意は2016年1月から実施されていますが、アメリカは核合意の参加国でありながら、常にこの合意に違反しています。

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