イランの北半分で大雪
1月 28, 2018 18:39 Asia/Tokyo
イラン西部と、テヘランを含めたイランの北半分では、大雪となっています。
27日土曜夕方から降り始めた積雪量は、山に面する一部の地域では、1メートルを超えています。
イランは乾燥、半乾燥地帯にあり、近年、年間の平均降水量はこの50年間の平均以下でした。
このため、降雨量の減少と水不足、今後数ヶ月の農業に対する、人々や関係者の懸念が高まっていました。
雪が降ったことで多くの人々は喜んでおり、人々は雪遊びをするために公園などに足を運んでいますが、同時に、大雪となったことによる問題も生じています。
この大雪により、テヘランだけでなく、イラン西部、または来た半分の地域に属する一部の州の学校も休校となりました。
当局の発表によれば、イランの17の州で積雪が見られたということです。
テヘランでは、現在も雪が降り続いています。
テヘランやイラン中部の町から北部・西部を結ぶ一部の街道は通行止めになっています。
また、大きな道路では、多くの通行人が、雪による足止めを受けています。
イマーム・ホメイニー国際空港とメフラーバード空港も、現在閉鎖されています。