イスラム革命防衛隊総司令官、「すべての脅威はまたとない機会に変わった」
3月 14, 2018 17:34 Asia/Tokyo
イラン・イスラム革命防衛隊のジャアファリ総司令官が、「イスラム革命に反対する外国の脅威すべては、またとない機会に変わっている」と語りました。
ジャアファリ総司令官は、13日火曜、専門家会議で、「昨年3月21日からのイラン暦の今年は、ISISなど、イスラム体制に反するテロ組織がイラクとシリアで敗北した年であり、これは地域におけるイスラム抵抗勢力の最大の勝利とみなされる」と語りました。
また、「今年はまた、地域の抵抗勢力が優勢だった年だった。その明らかな例は、シオニスト政権イスラエルのF16戦闘機がシリア軍によって撃墜されたことで、これは以前には類を見ない事件だった」としました。
さらに、イラクに関しても、「ISISの出現により、聖なる防衛の時期におけるイランの民兵組織バスィージをモデルにした、イラクの人民動員隊が結成された。これも、ある種脅威を機会と変えたことになる」と述べました。
ジャアファリ総司令官は、「シリアでも、ISISに対する義勇軍が結成された。つまり、イラクとシリアでは、敵の脅威や陰謀を機会に変えたのは、義勇軍だった」と語りました。
さらに、イランの抑止力に触れ、「イランの特に対空ミサイルの分野でのかつてないほどの防衛力は、抵抗勢力とイランが敵に対して優勢となる要素であり、この力の維持と向上に全力を注ぎ努力すべきだ」と強調しました。