イラン最高指導者顧問、「アメリカの核合意離脱の場合、イランのすべての選択肢が机上にある」
(last modified Mon, 09 Apr 2018 08:11:06 GMT )
4月 09, 2018 17:11 Asia/Tokyo
  • ウェラーヤティー最高指導者国際顧問
    ウェラーヤティー最高指導者国際顧問

イランのヴェラーヤティー最高指導者国際担当顧問が、アメリカが核合意を離脱した場合、あるいは、いずれかの国が直接、または間接的な核合意への違反行動に出た場合、イランは何もできないわけではなく、すべての選択肢が机上にある」としました。

ヴェラーヤティー顧問は8日日曜、アメリカの核合意離脱の可能性について、記者団に対し、「イランは核合意を維持し、これまでそれを遵守してきたが、地域や国際レベルの決断における自国の独立性や権残に注目し、国益に沿ったあらゆる選択肢を選ぶだろう」と語りました。

さらに、地域や国際レベルにおけるロシアとの協力の重要性に触れ、「シリアにおけるイランとロシアの協力は、良好な経験であり、この戦略的な協力は中央アジアやアジア、コーカサス地域にも広まる可能性がある」と述べました。