イラン外相、「テロと過激派は地域の脅威」
4月 17, 2018 17:43 Asia/Tokyo
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ECO・経済協力機構の加盟10カ国の外相・外務次官級会合
イランのザリーフ外務大臣が、「最近20年の外国の干渉やテロ、過激派は、地域の多くを破壊し、地域諸国の脅威となっている」と語りました。
ザリーフ外相は17日火曜、タジキスタンの首都ドシャンベで開催されたECO・経済協力機構の加盟10カ国の外相・外務次官級会合において、「テロ組織ISISが敗北したにもかかわらず、過激派の幅広いネットワークが、特に中央アジアや西アジア、南アジアで活動しており、ECO圏内のさらなる深刻な脅威となっている」と強調しました。
また、「イランは常に、過激派やテロとの戦いに協力する用意がある」としました。
さらに、「共同での麻薬対策により、テロ組織や過激派の最も重要な資金源を断ち切る事ができる」と語っています。
ザリーフ外相はまた、「ECO加盟国は、環境破壊や気候の変動、旱魃、砂塵といった、注目すべき、そのほかの問題にも直面している」と述べました。
ザリーフ外相は16日月曜、タジキスタンの政府関係者との会談や、第23回ECO外相会合への出席を目的に、代表団を率いてドシャンベ入りしました。
ECOの現在の加盟国はイラン、トルコ、パキスタン、アフガニスタン、トルクメニスタン、キルギス、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、アゼルバイジャンの10カ国です。
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