アメリカ大統領、イランに対する過剰な要求を繰り返す
4月 28, 2018 18:18 Asia/Tokyo
アメリカのトランプ大統領が、ドイツのメルケル首相とホワイトハウスで共同記者会見を行い、イランに対する過剰な要求を繰り返しました。
ファールス通信によりますと、トランプ大統領は27日金曜、この共同記者会見で、「イランが核兵器を入手しない確信を得るべきだ」と語りました。
国連、国連安保理、IAEA国際原子力機関は、これまで繰り返し、イランの核活動の平和性を強調しています。
トランプ大統領はまた、イランは地域の情勢不安に大きな責任があるとして、イランはテロリストを支援していると主張しました。
メルケル首相も、トランプ大統領に同調し、核合意はイランに核兵器の獲得を禁じる第一の措置であると強調し、核合意は完全ではないと主張しました。
また、イランの地域における勢力伸張を制限するための措置をとる必要性に関して、ドイツの見解はアメリカのそれと一致しているとしました。
イランはイラクやシリアで、アメリカとその同盟国の支援を受けたテロ組織と戦うため、これらの国の正式な要請によって、顧問による支援を提供しており、トランプ大統領やメルケル首相が喜ぶような行動はとっていません。
シリア危機は2011年から、そしてイラク危機は2014年から、アメリカとその同盟国の支援を受けたテロ組織の大規模な攻撃により始まりました。
シリア軍とイラク軍は最近、イランの顧問的な支援を得て、テロ組織ISISを壊滅させることに成功しました。