イラン全国で、シーア派12代目イマーム、マハディの生誕日を祝う行事
May 02, 2018 16:05 Asia/Tokyo
イスラム暦シャアバーン月15日にあたる2日水曜は、救世主とされるシーア派12代目イマーム、マハディの生誕日です。
イマームマハディは、西暦869年、イスラム暦255年のシャアバーン月15日に誕生しました。
イマームマハディの父親は、シーア派11代目イマームのハサンアスキャリーです。
イマームマハディは、少しの間、人々と共に生きた後、神の意志によってお隠れの身となりました。
このお隠れの時代は現在も続いています。
イスラムの預言者ムハンマドによれば、イマームマハディは将来、圧制に対して立ち上がり、世界統治を実現し、世界中に正義と公正を広めます。
イマームマハディの生誕日に際し、イランでは前夜から、通りで菓子が配られたり、各地の宗教施設に人々が集まって祝祭が催されています。
イラン北東部の聖地マシュハドやテヘラン南方のゴムは、特に祝福のムードが広まっています。