ＥＵ上級代表、「核合意の維持は、ヨーロッパにとって安全保障上の問題」

ＥＵのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表が、核合意の維持は、ヨーロッパにとって安全保障上の問題であるとしました。

ファールス通信によりますと、モゲリーニ上級代表は、２８日月曜、ベルギー・ブリュッセルでのＥＵ外相会合の終了に際し、「ＥＵは、核合意の維持に向けたイランへの経済面での見返りを検討している」と語りました。

また、「核合意の維持は、ＥＵにとって経済問題に限らず、安全保障面での問題でもある」と述べました。

モゲリーニ上級代表は、ブリュッセルでのＥＵ外相会議の開始に当たっても、今回の会合の最も重要な議題は、核合意の維持だ、としました。

アメリカは今年５月８日、核合意から離脱しました。