May 30, 2018 18:23 Asia/Tokyo
  • イランのキャルバースィヤーン経済・財政大臣(右)と、テヘラン駐在のコンチャトーリ・イタリア大使(左)
    イランのキャルバースィヤーン経済・財政大臣(右)と、テヘラン駐在のコンチャトーリ・イタリア大使(左)

イランのキャルバースィヤーン経済・財政大臣と、テヘラン駐在のコンチャトーリ・イタリア大使が、両国間の協力の維持と拡大の方法を検討しました。

IRIB通信によりますと、キャルバースィヤーン大臣はコンチャトーリ大使との会談で、「IAEA国際原子力機関と、核合意の関係国により、イランの核合意遵守の事実が認められていることは、アメリカの国際舞台での孤立と、この合意の存続を意味する」としています。

また、「ヨーロッパ側がアメリカとは逆に、本格的に決意すれば核合意は存続しうる」と語りました。

 

イランのキャルバースィヤーン経済・財政大臣

 

一方のコンチャトーリ大使も、この会談で核合意の存続に向けたイタリアの強い決意を強調し、「イタリアは、核合意に対する責任感を感じており、これまでどおりイランとの協力関係を継続することに努力している」と述べています。

また、「国際社会における核合意への支持に向けて行われた活動や協議では、特に核合意の署名国における政治・経済的に明るい兆しが感じられている」としました。

 

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