ホメイニー師の命日の追悼儀式、最高指導者が演説
-
ホメイニー師の命日の追悼儀式、最高指導者が演説
イランイスラム革命の指導者ホメイニー師の命日の追悼儀式が、国民や体制責任者が出席し、最高指導者が演説する中、4日月曜、イマームホメイニー廟で開催されました。

6月4日は、イランイスラム革命の指導者で、イスラム共和国の創始者であるホメイニー師の命日です。

今年29年になるこの命日には、毎年、イラン全国や世界各国から、テヘラン南部にあるイマームホメイニー廟に多くの人が集まり、特別な追悼式が行われています。

イラン暦1368年ホルダード月14日、西暦1989年のこの日、イスラム革命の偉大な指導者であったホメイニー師は、87年の生涯を閉じました。
ホメイニー師が亡くなった知らせにより、イスラム世界は悲しみに沈みました。

ホメイニー師は、イラン暦1281年メフル月1日、西暦1902年9月24日にイラン中部のホメインで生まれました。
ホメイニー師は、学術的、文化的な活動と同時に、政治的な活動を開始しました。
1963年、イランへのアメリカの干渉とパフラヴィー独裁王政に対するホメイニー師の闘争が高まり、これによってホメイニー師は、パフラヴィー政権によってトルコ、その後、イラクに追放されました。
ホメイニー師は、イラクに追放されていた13年間に、多くの弟子を教育し、パフラヴィー政権の腐敗した本質とアメリカのイランにおける不当な要求を暴露し、啓蒙的な宣言を発表することで、イスラム革命の勝利の土台を整えました。
こうして、ホメイニー師の闘争が高まり、フランスに移住し、イランに帰国した後、1979年にイランのイスラム革命は勝利に至りました。

イスラム革命の勝利後、大国や国内外の革命の敵による、イランイラク戦争などの数多くの陰謀にも拘わらず、ホメイニー師は、当時の困難な状況の中で、勇敢にイラン国民を導きました。