アメリカ大統領とイギリス首相が電話会談、トランプ大統領がイランとの新合意を要請

アメリカのトランプ大統領が、イギリスのメイ首相と電話で会談し、イランとの新たな包括的合意を求めました。

ファールス通信によりますと、アメリカ政府は、4日月曜、声明の中で、「トランプ大統領はこの電話会談で、イランの地域を混乱させるすべての行動をカバーするような、イランとの全面的な合意を求めた」と発表しました。

トランプ大統領は、5月8日、イランに対する根拠のない発言を繰り返し、アメリカ政府の核合意からの離脱と、対イラン制裁の2段階における復活を発表しました。

このトランプ大統領の行動は、国内外から大きな非難を浴びています。

トランプ大統領はこれ以前にも、発言の中で、地域の情勢不安の責任はイランにあるとし、「イランはテロリストを支援している」と主張していました。

イランは、シリアとイラクで、アメリカとその同盟国の支援を受けたテログループと戦うため、これらの国の政府の正式な要請を受け、軍事顧問としての支援を行っています。

シリアとイラクの政府軍は、最近、イランのこの軍事顧問としての支援により、ＩＳＩＳの問題を終わらせることに成功しました。