イラン国連大使、「イラン恐怖症の支持者は、さらに多くの兵器売却を追求」
6月 26, 2018 17:42 Asia/Tokyo
イランのホシュルー国連大使が、「イラン恐怖症を拡大しようとする国々は、さらに多くの兵器売却と地域の大規模な破壊を求めている」と語りました。
イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は中東・北アフリカ問題を議題として行われた国連安保理の通常会合において、「中東や北アフリカでの危機や紛争のすべての元凶は、外国の干渉と占領にある」と語りました。
また、中東でのすべての紛争の根源はシオニスト政権イスラエルによるパレスチナの占領にあるとし、「シオニスト政権は、シリアとレバノンを100回以上攻撃しており、シリアのゴラン高原とパレスチナ領土は、今なおこの政権により違法に占領されている」と述べました。
さらに、サウジアラビア主導のアラブ連合軍によるイエメンへの攻撃や封鎖などの犯罪行為に触れ、「このような行動は、平和と安全を直接危険に陥れるものだ」としています。
ホシュルー大使はまた、「国際社会や国連安保理は、イエメンでの犯罪行為を理由にサウジアラビアを処罰し、その侵略行為をやめさせるべく真剣な措置を講じるべきだ」と語りました。
さらに、ISISをはじめとするテロ組織との戦いでのイランとロシアの行動や、シリア危機について、シリア危機の政治的な解決を強調し、シリアの将来を決定できるのは同国の国民のみだとしています。