イランの学校に、10万3000人の外国人の子供が入学
6月 27, 2018 18:52 Asia/Tokyo
イラン外務省の外国人・移民局のモハンマディファル局長が、親たちがイランに不法滞在する外国人難民の子供たち10万3000人がイラン国内の学校に入学している、としました。
モハンマディファル局長は26日火曜、イラン南東部ケルマーン州において、イランにある国連関係の機関や11カ国の代表団と会談し、「イランに不法滞在する外国人の子供といえど、イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の命令に基づき、イランの学校に受け入れられるべきだとされ、これに基づき、今年は50万人以上の外国籍の子供がイランの学校に就学することになるだろう」と語っています。
また、「ケルマーンン州は、イラン国内で最も多くの難民を受け入れている州である」と述べました。
さらに、イラン政府の主な政策として難民の生活状況への配慮をあげ、「今年は、9万2000人の外国人が健康保険の適用を受けている」としています。
現在、ケルマーン州には、30万人以上の外国人が暮らしており、その多くはアフガニスタン人です。
イランにある11カ国の外交官や国連関係の機関の代表団は25日月曜、2日間の予定でケルマーン州を訪問し、この州にある様々な難民センターや講習の場を見学しました。