イラン、サウジ大使館襲撃事件の最終報告
1月 19, 2016 18:37 Asia/Tokyo
-
イラン内務省のゾルファガーリー治安維持担当次官
イラン内務省の治安維持担当次官が、最近発生した、在テヘラン・サウジアラビア大使館乱入事件の最終報告がまとめられたことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、イラン内務省のゾルファガーリー治安維持担当次官は、「この報告では、今回の事件において不明だった点が明らかにされている」と語っています。
また、「この報告では、事件発生の要因や、その後実施された主要な容疑者の特定などの措置が述べられており、彼らの多くが逮捕され、主犯格の人物が拘束されていることにも触れられている」と述べました。
サウジアラビアのシーア派聖職者ナムル師(ニムル師)の処刑を発端として、イランとサウジの緊張が拡大した後、この処刑を不服とした人々の一部が、イランにあるサウジアラビアの大使館と領事館を襲撃しました。
この事件をきっかけに、両国の関係は悪化しています。
タグ