イラン最高指導者顧問、「アメリカの大統領は40年間、イスラム革命への対抗政策を推進してきた」
7月 14, 2018 19:40 Asia/Tokyo
イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、「この40年間のアメリカの大統領は、イスラム革命への対抗というひとつの政策を推進してきた」と語りました。
イルナー通信によりますと、ヴェラーヤティ顧問は13日金曜、ロシアのモスクワにあるヴァルダイ国際討論センターの会合で、記者団に対して、「現在のアメリカ大統領と、それ以前のアメリカ大統領の違いとは、トランプ大統領は隠すことなく語り、国際社会における外交上の慣例に配慮せず、彼の言葉に対する多くの報道が行われている、という点のみだ」と述べました。
また、現在、トランプ大統領は歴代の大統領よりも強くも、弱くもないとして、「現在、イランの力は、イラン・イラク戦争の終戦後の数十倍に膨れ上がり、アメリカ政府も国際社会で多くの問題を抱えている」としました。
さらに、アメリカによるいくつかの国際的な合意違反に触れ、アメリカの大統領はいつの時代も約束や取り決めを破ってきたとしました。
ヴェラーヤティ顧問は、11日水曜、高等使節団を率いて、ロシア入りしました。
また、12日木曜には、モスクワでロシアのプーチン大統領と会談し、イスラム革命最高指導者のハーメネイー師の言葉を口頭で伝え、ローハーニー大統領の書簡を手渡しました。
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