イラン外相が、スリランカ訪問に向けて出発
7月 31, 2018 17:45 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、スリランカの政府関係者との会談のため、同国の町コロンボに向けて出発しました。
ザリーフ外相は、スリランカの政府関係者との協議を終えた後、ASEAN東南アジア諸国連合の会合に出席するため、シンガポールを訪問する予定です。
イラン外務省のガーセミー報道官によりますと、ASEAN諸国は、イランをTAC・東南アジア友好協力条約の加盟国として受けいれることで意見が一致しており、このことは、地域・国際関係において大きな影響力を持つイランとの協力が、ASEAN諸国にとって重要なものであることを物語っています。
ASEAN諸国の外相らは、30日月曜からシンガポールにて、ASEANとTACに関する地域、および地域外の問題に関して協議を行っています。
現在、ASEANに加盟しているのはマレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、フィリピン、シンガポール、ミャンマー、ラオス、ブルネイとなっています。
TAC条約は1976年2月、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、シンガポールにより署名、批准され、現在は30カ国がこれに加盟しています。
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