イラン大統領がカスピ海沿岸諸国の首脳と会談
8月 13, 2018 14:31 Asia/Tokyo
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イランのローハーニー大統領とロシアのプーチン大統領
イランのローハーニー大統領とロシアのプーチン大統領が、カザフスタンのアクタウで行われたカスピ海沿岸諸国の首脳会合の傍らで、国際問題や地域問題、二国間の問題について意見交換を行いました。
ローハーニー大統領は12日日曜、プーチン大統領と会談し、「カスピ海は沿岸諸国のよりいっそうの友好関係と協力の強化の要因となるべきだ」と語りました。
また、シリアでのテロ組織ISISとの戦いなど、イランとロシアの二国間、あるいは多国間の協力は、地域に良い効果を及ぼしており、この協力は、テロの根絶まで続けられるべきだとしました。

プーチン大統領も、ロシアは共通の利益に基づいて、イランとの関係を拡大する用意があると強調しました。
また、核合意は重要な国際合意だとし、アメリカの離脱後、これを全面的に守り、強化する努力の必要性に触れ、さまざまな国際問題や地域問題の解決に向けた、両国の体制責任者の協議と協力の継続を強調しました。

ローハーニー大統領は12日、カザフスタンのナザルバエフ大統領とも会談する中で、「イランとカザフスタンの関係は戦略的かつ親密で、拡大しつつある」と述べました。
また、12日、この首脳会合の傍らで、アゼルバイジャンのアリエフ大統領と会談しました。

アリエフ大統領は、アゼルバイジャンは常にイランに寄り添うとして、「アゼルバイジャンは繰り返し、アメリカの対イラン制裁を非難している」と述べました。
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