イラン大統領、国会議員の経済問題に関する質問に回答
-
ローハーニー大統領
イランのローハーニー大統領が、一部の国会議員による経済問題についての質問に回答するため、国会の会議に出席しました。
イランイスラム共和国憲法第88条により、国会議員の少なくとも4分の1が、大統領、あるいは関係閣僚の代表のいずれかに対し、彼らの責務について質問をした場合、大統領か閣僚は国会に出席し、議員の質問に答えなければならないことになっています。
イランのラーリージャーニー国会議長は、28日火曜朝、国会の会議の始まりに際し、憲法88条に触れ、「この問題に関する憲法の内容は、イスラム体制における民主主義思想の深さを示すものであり、国のすべての関係者に、質問に答えて責任を受け入れることを義務付ける」と語りました。
ローハーニー大統領は、国会議員の質問に応じる中で、通貨の暴落、経済の低迷、失業率の低下に向けた政府の対策の欠如、金融制裁の継続、外貨や製品の密輸に対する政府の管理能力の欠如について回答しました。
ローハーニー大統領は、アメリカの政治家に向かって、「今日の国会の会議は、イランの政府、国会、司法の連帯の強化につながる」と強調しました。
さらに、すべての体制責任者は、法と責務に従ってイラン国民に回答すべきだとし、「政府は、イスラム体制に対するアメリカの陰謀を退けるための努力を続ける」と語りました。
イラン国会の規定により、議員の大統領に対する5つの質問についてそれぞれ採決が行われ、国会議員らは、金融制裁の継続に関する大統領の回答には納得したものの、他の4つの質問に対する回答については納得がいかなかったとしています。
イラン国会の規定によれば、会議に出席した議員の過半数が大統領の質問に対する回答に納得せず、質問として提起された問題が法への違反や法の拒否に相当すると見なされた場合、その質問は司法府に付託されます。